思考ノート

ひたち海浜公園で整う|何も起きなかったのに、少し前に進めた日

一面に広がる黄色いスイセンの花畑と青空|ひたち海浜公園の春の風景 思考ノート
何も起きなくても、こういう時間はちゃんと残る。

なぜ今、外に出たくなったのか

今、国営ひたち海浜公園のスイセンが見頃らしい。

そんな情報を見て、
なぜか無性に行きたくなった。

理由はうまく説明できない。

ただ、
色とりどりの花が広がる景色を、
ぼーっと見てみたくなった。

何かを考えるためではなく、
何も考えない時間をつくるために。

もちろん家族で行くプチトリップだ。

子どもたちは遊園地を楽しみにしている。

でも今回は、
その時間の中でほんの少しだけ、

自分のために、何もしない時間をつくってみようと思った。


朝7時、ゆっくりと出発

朝7時に家を出た。

目的地までは車で約2時間半。

急ぐ理由もないので、
途中で休憩を挟みながら、
のんびり向かうことにした。

立ち寄ったのは、道の駅たまつくり。

特別な何かがあるわけじゃない。

でも、
こういう場所に寄るだけで、
少しだけ旅っぽくなる。

コーヒーを飲んで、
軽く体を伸ばして、

また車に戻る。

それだけなのに、不思議と気持ちは軽くなっていた。


そこから先にあったもの

再び車を走らせながら、
ふと考えていた。

自分は今、
何を求めてここに向かっているんだろうか。

整いたいのか。
リセットしたいのか。

それとも、
ただ逃げているだけなのか。

答えはまだわからない。

こうして外に出ている時点で、何かは少しずつ動き出している気がしていた。


子どもたちの時間

到着してまず向かったのは、
子どもたちのための遊園地だった。

思いきり遊んで、
思いきり笑ってもらう。

それが今回の一番の目的でもある。

自分が子どもの頃、
泊まりがけの旅行はほとんどなかった。

覚えているのは、熱海に一度連れて行ってもらったくらいだ。

怒られることも少なく、
そこまで子どもに興味がなかったのかもしれない。

だからこそ、
自分の子どもたちには思う。

大人になるまでは、思いきり楽しんでほしい。


午後、少しだけ自分の時間へ

9時半から14時くらいまで遊んだあと、

園内バス「シーサイドトレイン」に乗って、
スイセンのエリアへ向かった。

途中、
海が見える見晴らしの小さな丘で降りる。

そこからは、
日立港と太平洋が広がっていた。

少し冷たい風と、
やわらかい日差し。

ただそれだけで、十分気持ちよかった。


スイセンの中で思ったこと

スイセンガーデンに着くと、

圧倒的な数、というわけではないけれど、
一つひとつがはっきりとした色で、
とてもきれいに咲いていた。

人も多く、
正直、完全に集中できる環境ではなかった。

それでも、

少しだけ、
心が落ち着いた気がした。


夜は、少しだけ非日常へ

この日はそのまま帰らず、
ホテルエリアワン東海 に一泊することにした。

遠くに来たわけじゃない。
でも、家に帰らないだけで、少しだけ非日常になる。

夜ごはんは、
バーミヤン で中華。

特別な店じゃなくてもいい。

家族でテーブルを囲んで、
ゆっくり食べるだけで、
それなりに満たされる。

ホテルに戻ると、
ウェルカムプリンが用意されていた。

正直、あまり期待していなかったけど、
これが意外と美味しかった。

苦めのコーヒーが良く合った。

こういう「ちょっといい」が、
一日をいい感じに締めてくれる。


近くても、ちゃんと旅だった

今回の場所は、
決して遠くない。

でも、こうしてホテルに泊まって、
少しだけ日常から離れるだけで、

ちゃんと「旅」になるんだと思った。

遠くに行かなくてもいい。

特別なことをしなくてもいい。

少しだけ環境を変えて、
少しだけ立ち止まる。

それだけで、
十分整うのかもしれない。

また、こういう時間をつくろうと思う。


整うということ

整うというのは、

何かを足すことじゃなくて、
余計なものが少し抜けることなのかもしれない。

今日、特別なことは何も起きなかった。

でも確かに、少しだけ前に進んでいた気がした。

やっぱり旅は、
期待していたものじゃなくてもいい。

予想していなかったことでもいい。

最後に「楽しかった」と思えれば、それで十分なのかもしれない。

いつもの休日も悪くない。

でも、こういう時間もいい。

だからこれからは、

もう少し短いスパンで、こういう時間をつくっていこうと思う。

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